患者さんへ質の⾼い医療を届けるために、医療に従事されている多くの⽅が協⼒しながら、医療の質改善に取り組まれています。「ケモ室の挑戦 〜患者さんのために〜 」では、外来化学療法センターのスタッフが中⼼となり、多くのスタッフを巻き込んだ、まさに"多職種連携"による『医療の質改善活動』の事例についてご紹介します。医師・薬剤師・看護師、それぞれの⽴場からこの取り組みについて考察しています。皆さんの明⽇からの活動の⼀助になれば幸いです。
ご参加(以下、敬称略)
井尾 克宏 先生 | 関西電力病院 血液内科 部長 |
萱野 勇一郎 先生 | 大阪府済生会中津病院 薬剤部 部長 |
中村 孝子 先生 | 姫路赤十字病院 化学療法センター 師長 |
第3回
治療開始前オリエンテーションの実施
3回目は、十分な時間を確保できずに、担当する看護師の判断に任されてしまうことで、治療中に行われることが多かった化学療法センターでのオリエンテーションを、マニュアル化し、その内容を他部署・多職種へ情報発信することにより、治療開始前に必要な情報を患者さんに伝える仕組みが整い、患者さんの治療に対する不安を軽減することに繋がった、姫路赤十字病院 化学療法センターでの取り組みについてご紹介します。
第2回
治療お待たせ時間の短縮 ver.2
前回は姫路赤十字病院 化学療法センターでの"多職種連携"による『医療の質改善活動』についてご紹介をいたしました。その後、せっかく実を結んだ成果が定着せずに逆戻りしたり、停滞していた問題が発覚しました。今回はその問題に対してどのようにチャレンジしたか具体的な活動をご紹介します。
第1回
治療お待たせ時間の短縮 ver.1
第1回は、患者さんの「治療お待たせ時間の短縮」を目指して行われた姫路赤十字病院 化学療法センターの挑戦を題材に、多くのスタッフを巻き込んだ、"多職種連携"による『医療の質改善活動』の経緯と成功に導いた秘訣(きも)についてご紹介します。